自分ブランドを伝える名刺作成方法-『「2つの名刺」を持ちましょう』(2/2)

名刺交換を通じて、「名刺交換から売上アップを図りたい」、「自分ブランドを伝えたい」、「自分の想いを伝えたい」、と考えている方におススメの名刺作成術『「2つの名刺」を持ちましょう』をご紹介します。
自分名刺とはなにか、自分名刺を作成するメリット、自分名刺の作成方法(その1)は、こちらからお読みください。

自分名刺の作成にあたって、
前回は、自分名刺を作成するにあたって必要となる自分の棚おろしをご紹介しました。
今回は、具体的に名刺に落とし込んでいく方法のご紹介です。

自分名刺の作成方法

「2つの名刺」を持ちましょう
』では、自分名刺の作成方法を7日間のステップで解説しています。

1日目:誰に渡したいか?

まずは、誰に渡したいかを考える。意識するということです。
マーケティングの基本でもあるターゲットを絞るということですね。
「その人たちはどんな人か」です。
どんな人かといったときに、「30代の男性」とか「40代の既婚者」だけで終わらせるのではなく、「気持ち」について書き出していきます。
―どんな願いを持っているんだろう?
―どんな悩みがあるだろう?
―どんな不安があるんだろう?
―どんなことにこだわりを持っているのだろう?
お客さんのイメージですね。

2日目:「自分メニュー」を考える

次はその人に対して、「あなたは何ができるのか?」を考えていきます。
レストランのメニューのように、自分のメニューを伝えることができれば、相手は自分のことを理解しやすくなります。
「どんな人に向けてのメニューか(ターゲット)+どんなことができるか(メニュー)」
ビジネス利用の場合は、金額を書いておくと安心感があります。

3日目:「あなたは誰ですか?」一言で言えるキャッチフレーズを考える

誰に何を
あなたを最適に表現することばがキャッチフレーズです。
キャッチフレーズは、「あなたの強みと魅力」をたった一言で伝える魔法の言葉
どんなにいい商品もサービスも、伝わらなければ、相手には響かない、「伝わらなければ、ないのと一緒」なのです。
そんな状況を打破してくれるのがキャッチフレーズです。

キャッチフレーズの作り方は、まずは長くなってもいいので、「誰に何をするのか」をキーワードを組み合わせて文章にします。
自分が伝えたい想い、情熱、強み、こだわりなどを言語化します。
それができたら、「ひと言で表すと、どういうこと?」という質問を自分にしてみます。
すると、あなたの脳は「要するに・・・」とまとめていく作業を始めます。
だんだん短くなっていって、長くても口に出して「10秒~15秒で言える程度」を目安にします。

(例)

  • 情熱を行動に移す自分名刺づくり『名刺セラピー』
  • アラフォーブルーから一歩抜け出すための女性のナビゲーター
  • チイキカッセイ主義
  • スピリチュアル・スタイリスト
  • 4日目:あなたを伝える3つのポイントを考える

    あなたが伝えたいポイントを3つで表現します。
    商品なのか、サービスなのか、提供できる能力なのか、大切にしている信条なのか、自分自身を表すキーワードなのか。
    自分が何を伝えたいのかによって、ポイントも変わってきます。
    商品やサービスを提供したいのであれば、相手がそれを利用すると、どんな効果が得られるのか、どんな状態になるのか、その先にあるものをイメージしてもらうための言葉を伝えることが効果的になります。

    5日目:貴方が伝えたいことを100文字で表現する

    言葉を可能な限りそぎ落とし、自分の言いたいこと、伝えたいことをシンプルに100文字で伝えます。

    6日目:「自分プロフィール」を考える

    自分プロフィールを作成するのは、お互いの共通点探しのためです。
    初対面の人との会話のきっかけとなるのが共通項だからです。

    どのような共通項を書くかというと、ルールはありません。
    出会いたい人との共通項を考えて、どのキーワードなら会話が生まれやすいか、考えてみましょう。

    7日目:出会いを引き出す「自分名刺」づくり

    「自分名刺」を形にしていく作業です。
    6日間で考えてきた言葉をレイアウトに落とし込んでいく作業です。
    書籍で紹介されている嶋さんの名刺はこんな感じです。

    【表面】

    【裏面】

    出典:やりはじめる力をヒキダス専門家ごとうのブログ

    まとめ

    自分名刺についてまとめましたが、いかがでしたか?
    自分の価値を伝えるにあたっては、自分の想いを伝えることも大事です。
    ただ想いを伝えるためには、自分と向き合う作業が必要です。
    自分に向き合う作業は、なかなかやる機会がないですよね。
    本書をきっかけにお時間を作って、やってみることをお勧めします。

    本書をより詳しく知りたい方は、ぜひ本書を読んでみてください。

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