ホームページを見る人の「目の動き」をご存知でしょうか?
ホームページを見るときに無意識にする「目の動き」があるのです。
ウェブ・ユーザビリティの第一人者であるJakob Nielsen博士が、ホームページ上での人間の目の動きの研究した結果が次の写真です。
下の写真の赤い部分が人間が最もよく注目してみる部分です。
【出典】 F-Shaped Pattern For Reading Web Content (Jakob Nielsen’s Alertbox)
目の動きとしては、まず、訪問者は最初にページの一番上のコンテンツエリアを水平に視線移動させる。これが「F」の一番上の水平ラインになる。
次に、ページを少し下に向かって視線移動させてから、再び第2の水平移動をする。この第2の水平運動は最初の水平運動よりも短い。これが「F」の字の上から2番目の短い水平ラインになる。
最終的にユーザーは左サイドから垂直下方向に向かってページをスキャンするようにして視線移動させる。時折ゆっくりとした速度で、そして機械的に見ていくとのこと。中にはまだら状に視線移動させる人もいるとのこと。いずれにしろ下方向に移動するので、これが「F」の最後の要素になります。
ということは、人が見やすい場所を意識してホームページやブログを制作することで、ホームページやブログで伝えたいことをユーザーにしっかり伝えることができ、ユーザーにとってもらいたい行動をとってもらえる可能性を高めることができます。
コメント