副業を行うにあたり、心配になるのは、会社にバレないか、ですよね。
副業解禁になる企業も多いですが、そうでない企業も多いです。
会社にバレないようにするための対策を知りたいですよね。
週末起業実践会(旧週末起業フォーラム)の認定コンサルタントとして、多くの週末起業家の支援をしてきた筆者が会社バレ対策を伝授します。
会社バレの原因トップ3と対策
まず会社バレの原因トップ3と対策を紹介します。
(週末起業実践会の会員さん情報の集計結果です)
◆会社バレの原因のトップ3
1位 自分でぽろっと言ってしまう
2位 確定申告からばれてしまう
3位 Web 上の検索でばれてしまう
◆会社バレ対策
・絶対に会社の関係者に副業のことを話さない
・確定申告で「住民税を自分で支払う」にチェックを入れる
・Webに自分の名前を入れる場合には画像で載せる
それぞれの詳細をご紹介します。
1位 自分でぽろっと言ってしまう
原因
最初の1円を稼いだ時は、めちゃめちゃ嬉しいです。
その感情をつい酒の席とかで同僚に言ってしまうんです。
(売上が決まった日と飲み会の日が近いとなおさらです。)
「バカでしょ」って思うかもしれませんが、自分で稼げた時って本当にそれくらいうれしいものなのです。
バレる原因だと知っていたとしても(会でも説明してますが)、心を許している同期とかに言ってしまうんです。
対策
対策は、当然、「どんなに嬉しくても会社の人には言わない」です。
言わなければ、これが原因でバレることはありません。
2位 確定申告からばれてしまう
原因
副業で所得が20万円以上発生した場合、確定申告をしなければなりません。
一方で、サラリーマンの方は、昨年度の所得をもとに、住民税を会社が払ってくれています。
会社では、住民税を昨年度の給与所得から算出していますが、確定申告をして所得が増えていた場合、住民税が不足することになり、税務署から会社に連絡がいきます。
そうすると、会社は他で所得をあげていることに気づき、ばれます。
対策
対策は、確定申告書に、「住民税を自分で払う」という項目があるので、そこにチェックを入れることです。
これにより、会社に所得の分は通知がいきません。
3位 Web 上の検索でばれてしまう
原因
特定商取引法に該当するビジネスの場合には、ホームページに本名・連絡先を掲h載することが法律で定められています。
(特商法に該当するビジネスは、消費者庁のホームページでご確認ください。)
ホームページで本名を掲載していると、本名で誰かが検索したときに、自分の名前がヒットして、ばれてしまうこともあります。
対策
対策は、本名のところを画像にするという方法があります。
これにより検索ではヒットしなくなります。
が、物理的には見えてしまいますので、 100%防ぐことはできません。
(そもそも掲載しないのは法律違反なので NG)
また、お客さんが善意でブログとかで紹介してくれることがあります。(「○○さんのサービスを受けました。とってもよかったです」のようなものです。)
とてもうれしいことなのですが、これも100%防ぐことはできません。
なので、バレた時の対策も考えておいた方がよいです。
バレた時のための事前対策
バレた時に動揺してしまうと、その時点で副業していることを認めてしまっていることになります。
そこで、あらかじめバレた時の言い訳を用意しておくことも重要です。
言い訳として有効なのは、以下のパターンが多いです。(ただ言い訳が通じるかどうかは別ですので、あしからず)
- 結婚されている方は、配偶者を代表者とする
- 「ボランティアです」と言う
- 「儲かっていません」と言う
まとめ
会社バレの原因と対策です。
◆会社バレの原因のトップ3
1位 自分でぽろっと言ってしまう
2位 確定申告からばれてしまう
3位 Web 上の検索でばれてしまう
◆会社バレ対策
・絶対に会社の関係者に副業のことを話さない
・確定申告で「住民税を自分で支払う」にチェックを入れる
・Webに自分の名前を入れる場合には画像で載せる